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2015年9月アーカイブ

TIASで思った事

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すっかり間が開いてしまいました。
9月も残すところあとわずか。

名実共に、いよいよ芸術を楽しむ季節の到来です。

先週末、国内最大のオーディオイベント
東京インターナショナルオーディオショウが開催されました。

会場に足を運ばれた方も大勢居られるかと思います。
心を惹かれた製品はございましたでしょうか?

店主:伏黒もくまなく目を通してまいりました。
何なりと、ご相談いただければ幸いです。

さて、今回最も大きな話題をさらった出展は
B&W 800シリーズのフルモデルチェンジと聞き及んでおります。

確かに、現在最も信頼されている製品のフルモデルチェンジですから
トップニュースたるのも充分納得です。

では、カンタービレ:伏黒的には何が最も気になったのか。
それは、ESOTERICからのネットワークプレーヤーの登場です。

国産ハイエンド御三家の一角、回転系では世界一とも言える
あの!ESOTERICが、ついにデータファイル再生に参入して来ると言う事実です。

ご存知の通り、音楽ソースには三つの主な流れがあります。
1)アナログレコード
2)光デジタルディスク(SACD/CD)
3)デジタルデータファイル

いずれの方式であれ、私たち音楽好きは
これから先も、ずっとお気に入りの音楽を聴き続けるために
オーディオ装置を手に入れて運用し続けると言う事です。


アンプやスピーカーは、基本的はすでに完成している分野ですから
50年前の製品でも、メンテナンスして継続使用出来る物がたくさんあります。

しかし、どんなに素晴らしいアンプとスピーカーを手に入れても
ソースを再生するプレーヤーがなければ、ただの調度品になってしまいます。

アナログディスク再生系は、近年活況を呈しています。
再生機器として、基本的にレコードプレーヤーの方が光ディスクプレーヤーより
部品点数や組立がシンプルだという要素が、かなり大きな理由と思います。
もちろん、材質や工作精度、そもそものコンセプトなど
とてつもないノウハウの積み重ねから生み出されている事は事実です。

翻って、SACD/CDプレーヤーの未来はどうなのでしょう?
多分、ピックアップのレンズやモーター、サーボ用LSIまでを
完全に自社で内製しているオーディオメーカーは、ほとんど無いでしょう。
外部メーカーからの潤沢な部品供給が製造の前提となっています。

極端な事を言えば
ピックアップ用レンズを作っているメーカーが、レンズの生産を止めてしまうと、
プレーヤーそのものが作れなくなってしまう、と言う事です。


どうやら、事態はこのあたりまでリアルに進んでいるようです。

思い出してみてください。
オープンリールデッキ
カセットデッキ
DAT
VHS、ベータマックス
LD、VHD、8mmビデオ
MD、DCC・・・

フォーマット(規格)の良し悪しには関係無く
製品として作り続けられるのか?いつまで修理は受け付けられるのか?

今日、光ディスクプレーヤーの製造と保守がここのふるいに入りかけています。


今が最も完成度の高い光ディスクプレーヤーを手に入れる、最後のタイミングと言えます。
お手元のSACD/CDプレーヤーが、修理不能になった時
はたして購入出来る製品は存在しているのか?
聴き続けるためには、なるべく早いご検討を強くお薦めします。



ステレオサウンド誌は、最新号(196号)で
ついに、「特集1」を「ハイエンド・デジタルの実力を聴く」としました。

7年前の同誌167号の「巻頭言」には
「形のない無色透明のノンパッケージメディア、ダウンロードミュージック・・・
これが、長年パッケージメディアに馴染み、それを愛してきた人々に
どう受けとめられるのだろう?(中略)
どこからか「喝!」という声が聞こえてきそうな気もするが・・・。」とありました。

そして最新号90ページ、和田氏の序文
「CDやSACDに大いなる愛着は抱きつつも、新たなデジタル音楽ソースや
それを再生するハードが登場すれば、音質や操作性の良し悪しを詳細に検証し、
お伝えしてゆかなければならないと私たちは考えている。」と結ばれています。

7年の年月を経て、
ようやく頚木から開放されたと感じるのは私の思い込みでしょうか。


カンタービレ:伏黒の考え方はシンプルです。
好きな音楽をこれから先も聴き続けたい。
そのためには、どんなプレーヤーを手元に置くのか、に尽きます。

どれか一つの方法を押し付けるのではなく
お客様一人一人が、どのような形を望んでおられるのか
しっかりとお話させていただき、最善のご提案をさせていただければと思います。

アナログレコード再生も、SACD/CD再生も、もちろんデータファイル再生も、
知見を広め、お客様にお伝えして行くのが販売店の役割と考えています。


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■ご質問・お問合せ・お申込みは
TEL  042-707-8041
FAX  042-707-8051
店主 伏黒までお気軽に!

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