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AVアンプメーカーの変わらない体質

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6月から4K試験放送が始まりました。
2016年に本放送を開始する予定となっています。

カンタービレのお客様でも、
最先端大好きな方が居られまして
さっそく既存のハイビジョンシアターに、4K試験放送システムを追加させていただきました。
今回も、有用なノウハウを大変たくさん吸収する事が出来、本当に感謝に堪えません。

簡単にシステムをご紹介すると
4Kレコーダー     SHARP TU-UD1000
AVアンプ          ONKYO TX-NR838
プロジェクター    SONY    VPL-VW1000ES(1100ES v.up)
音声はNR838プリアウトからGoldMund Mimesis24ME アナログ・マルチchへ入力
パワーアンプとスピーカーは前後ともGoldMund/PIEGA と言う。。。

前フリが長くなりました。
現状の試験放送を視聴したいと考えるユーザー様がどのくらい居られるのかは「?」ですが
すでに、電機メーカーはこの先の4K本放送に向けて動いています。

そこで今、4K対応AVアンプをご検討されている皆さんに、
お知らせしておかなければならない事があります。


はっきり言います。

今、AVアンプを購入してはいけません。
もう少し正確に言えば、
ONKYO TX-NR636/NR838以外の機種は、全て購入してはいけません。

なぜなら、この2機種以外は、
4K放送(試験/本放送とも)と今後提供されるであろう4Kメディアを視聴する事が出来ないからです。

すでにご検討されている方の中には「?」と思われる方も居られるでしょう。
各AVアンプメーカーは、4K対応(アップデート含む)を謳っているよ、と。

落とし穴です!ご注意下さい!
4Kコンテンツの視聴には
・伝送方式として、HDMI バージョン2.0への準拠
・著作権保護方式として、HDCP2.2への対応
この二点が「必須条件」となります。
*HDCP2.2は、コンテンツ提供側(映画製作会社など)からの提供条件です。

本日(2014/07/22)現在、
バージョンアップも含めて、両方の条件を満たしている製品は
上の二機種以外にありません。


今月発売のY社/P社新製品も、4K対応と謳っていますが
HDMI 2.0 には準拠していますが
HDCP 2.2 には対応していません。

4K対応バージョンアップを発表しているメーカー/機種も
著作権保護のHDCP2.2への対応は「ありません」
昨年発売された、あのフラッグシップ・セパレート機も!

現行の製品を買っても、バージョンアップしても視聴出来ないのですから
「この機種は4Kコンテンツを視聴出来ません」と
はっきり大きく表記するべきです。


これは、4K本放送が始まった時
4Kレコーダー/プレーヤー/対応ディスプレイを購入して接続しても
信号はAVアンプを通過出来ず視聴出来ないという事です。

4Kコンテンツを視聴したいと思うかどうかは個々のユーザー様の判断次第ですが
販売店と言う立場から、伏黒はAVアンプメーカーの考え方に納得が行かないのです。

と言うか、これはほとんど詐欺です。

これらのAVアンプを購入し、
いよいよ4K本放送環境を整えた時、画も音も出なかったら
メーカーは返品に応じてくれるのでしょうか?
何か対応をしてくれるのでしょうか?
騙されたあなたが悪いのよ、なのでしょうか?

今から、はっきり大きく表記すべきなのです。
この後、混乱を招かないためにも
「この製品は4Kコンテンツを視聴出来ません」と。




テレビメーカー各社は、昨年後半から発売になった4Kテレビをバージョンアップで
HDCP2.2対応し、4Kコンテンツ視聴が可能となります。

はたしてAVアンプメーカーも、それを実施してくれるのでしょうか?
残念ながら、私が問い合わせた全部のメーカーの答えは「NO」でした。

つまり、「売りっぱなし」と言う事です。
二年後に4Kコンテンツを視聴したければ
再度、AVアンプを買い換えろ、と言っている訳です。
残念でしたね、毎度毎度ありがとうございます、と言う事です。


この道はいつか来た道、です。

BD/HDMI接続が出て来た時、
アナログ映像入力しか持たなかったAVアンプはまったく救済されませんでした。
ほんの数ヶ月前まで、やれ最上級機だフラッグシップ機だと製品を作っておきながら
いざ、HDMI搭載機が出るや否や、非搭載機は過去の物とされ
下取価格すら限りなくゼロになり、買換資金にもなりませんでした。

それらの機器を使用中のお客様向けに
HDMIデコーダーユニットを企画発売して欲しいとメーカーさんに話をしました。
ほとんどのAVアンプには、アナログ・マルチチャンネル音声入力端子がありますから
HDMIの映像セレクトと音声デコード機能が追加されれば良いだけなのです。

しかし帰ってきた答えは、
どこかがやってくれると良いですね。
本体そのものを買い換えてもらえば良いじゃないですか、と。
まるで他人事なのですね。

たくさんのAVヘビーユーザ様が
もう、いいや。こんなやり方にはついて行けないよ。
と、AVサラウンドアンプの更新を打ち切られたと聞きました。
この直後のAVアンプ市場は、ほぼ壊滅しました。

今、AVアンプ市場の環境は毎年買い換えてくれるお客様ばかりなのでしょうか?


新しい機能が付いたんだから、四の五の言わずに買い換えろ、と。
こんなつまらない目先の商売だけに執着して
AVを支えてくれているユーザー様を裏切る事を繰り返せば
市場が縮小するのも当然です。


メーカー自身も表記しない。
AV雑誌もライターも、はっきり伝えない。
まあ、自分らはお金出して買わないのでしょうから。。。

もう少し、きちんとやりましょうよ。
と言いたい梅雨明けの午後でありましたとさ。



いやー、二回続けて愚痴ですみません。
次回は、楽しい話題をご提供します。
乞うご期待!

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コメント(1)

初めまして! 私も町田に住んでおりマンションのリビングで4Kテレビで映画を楽しんでいます。御店で扱っているようなハイエンドの機器は買えませんが、新しいフォーマットには目が無く、ハイレゾ、ネットワークオーディオ、4Kとすぐに導入しています。DOLBYアトモスも是非導入したく思っておりますが、御店のおっしゃる様にHDCP2.2への対応について私も疑問に思い。各メーカーに対応予定について問い合わせをするとともに各AV雑誌になぜこの問題について、全く触れていないのかを質問していますが、メーカーに関してはパイオニアからはHDCP2.2への対応については既存機種のアップデートも今後対応機種の発売の予定も無いとの回答でした。他社はまだ回答はありませんが、4Kの試験放送をAVアンプ経由で楽しむにはオンキヨーしか選択肢が無いのは何とかならないものでしょうかねー?
元々オンキヨーのAVアンプを過去に使用していましたが、今年のモデルはイコライザーがACUUEQとかいうオンキヨーオリジナルに変わりましたが、今までのインタビューとかをみているとより多くのリソースをアトモスの再生に使用するためにシンプルで軽い動作のイコライザーとの事。
RC造りのマンションのリビングは残響も多く、スピーカーの配置もなかなか自由にならないところをアンプのイコライザーで何とかしている現状を考えるとオンキヨーの新システムは不安です。

何かHDCP2.2問題の解決について良いアイデアがあればご教授願えれば幸いです。

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このページは、カンタービレが2014年7月22日 15:40に書いたブログ記事です。

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